2017.11.24 - Event

2017 新シルク蚕業サミット in やまが開催
未来にむけ、シルクの新たな可能性を再認識する機会に!

第1回目の開催(2016年は、やまがシルクセミナーとして開催されたものの発展版)となる「2017 新シルク蚕業サミット in やまが」去る2017年11月9日・10日の2日間にわたり、開催されました。
伊藤忠ファッションシステム株式会社は、やまが新シルク蚕業構想推進協議会より、本プロジェクトの運営と対外発信業務の委託を受けており、本サミットの成果について、以下の通り報告させていただきます。

■9日/新シルク蚕業サミット in やまが/本会開催概要
9日は、400名の定員に対し、430名を超えるお客様にご来場いただき、サテライト会場を設置するほどの盛況となりました。
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下農研機構)が遺伝子組換えにより開発した「光るシルク」を用いたアート作品を開発した現代アーティスト/東京大学生RCA-IISデザインラボ 特任准教授のスプツニ子!氏や、株式会社ユーグレナ取締役の鈴木健吾氏、等からはシルク蚕業の持つ新たなビジネスの可能性についてお話しいただきました。来場いただいた皆様には、シルク蚕業が具体的にどのように発展しているのか、未来のビジネスの可能性について感じていただく良い機会となりました。
また、農林水産省・経済産業省からも登壇者にお越しいただき、国としてのシルク蚕業等の活性化に向けた取組についてのご講演を頂いた他、フランス、タイ等海外でのシルク蚕業における最新動向、日本国内では京丹後市等の取組についての講演が行われました。

新シルク蚕業サミット in やまが 会場

日時:2017年11月9日 13時30分―18時 開催
場所:山鹿市民交流センター文化ホール/八千代座・天聴の蔵 等
主催:やまが新シルク蚕業構想推進協議会
(山鹿市・(株)あつまるホールディングス・(株)あつまる山鹿シルク)
後援:農林水産省・経済産業省・熊本県・熊本大学・(株)肥後銀行・伊藤忠商事(株) 他
参加者数:累計430人(ホワイエでの展示来場者を除く)

当日の講演内容・講演の様子
①主催者挨拶:山鹿市長 中嶋憲正氏
②来賓挨拶:
熊本県副知事 小野泰輔氏
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究総務官 菱沼義久氏
熊本県産業政策顧問/客員教授 酒井滋氏
新シルク蚕業サミット 来賓挨拶

③講演
ミライのシルクと、シルクの未来 現代アーティスト/東京大学生RCA-IISデザインラボ
特任准教授 スプツニ子!氏
新シルク蚕業サミット 特任准教授 スプツニ子!氏

地域生物資源を活用したバイオ産業の創出
農林水産省農林水産技術会議事務局研究開発官 水元伸一氏
新シルク蚕業サミット 水元伸一氏

経済産業省の和装振興の取組について 
経済産業省製造産業局生活製品課繊維担当企画官 矢野剛史氏
新シルク蚕業サミット 矢野剛史氏

④プロジェクト進捗報告:新シルク蚕業構想の進捗状況報告
株式会社あつまるホールディングス 常務取締役 島田裕太氏
熊本大学理事・副学長 松本泰道氏
新シルク蚕業サミット プロジェクト進捗報告

⑤ワークショップ体験報告
「蚕は未来を創る生き物」山鹿中学校 1年生 総合学習 養蚕コース 32名
「夢をつむぐカイコ」鹿北中学校 1年生 1学年全員 18名
新シルク蚕業サミット ワークショップ体験報告

⑥講演
「蚕業革命による新産業創出プロジェクト」の概要と展望
農研機構生物機能利用研究部門 新産業開拓研究領域長 門野敬子氏
ミドリムシの研究と養蚕業界における可能性 株式会社ユーグレナ 取締役 鈴木健吾氏
新シルク蚕業サミット 講演

タイのシルク産業の今と、未来に向けて タイテキスタイル研究所 技術開発責任者
チャンチャイ・シリカセムレット氏
新シルク蚕業サミット 講演

ヨーロッパのシルク産業とファッション。その未来 アトリエテストマン代表
シルヴィー・テストマン氏
世界のシルクビジネス事情の今とこれから 松村株式会社 専務取締役 松永孝精氏
京丹後市の新シルク産業創造事業 京丹後市商工観光部商工振興課長 高橋尚義氏
新シルク蚕業サミット 講演


■10日/新シルク蚕業サミット in やまが オープンセミナー

9日につづいて、10日はシルク蚕業関係者を対象に、よりビジネスや研究開発面での詳しい情報を提供するためのオープンセミナーを開催しました。
当初50名様程度の参加を見込んでおりましたが、申込み締切り時点で104名様、さらに当日飛び込み参加の方も合わせて、合計125名のお客様にお集まりいただき、大盛況での開催となりました。
この日は、農林水産省、農研機構が推進する新たな養蚕技術等の確立のための研究開発事業であるスマート養蚕プロジェクトや、前日登壇していただいたあつまるホールディングスによる養蚕などのより詳細な進捗状況の報告、蚕種(カイコの卵)製造や、独自の製糸方法で高い価値を持つことに成功している野村シルクを有する愛媛県による発表等が行われ、9日に引続きシルク蚕業の現状として、如何に活発な新規開発が行われているかについて、改めて実感いただけたものと思います。

日時:2017年11月10日 10時30分―12時15分(1時間45分)
場所:山鹿市役所 5階501会議室
主催:やまが新シルク蚕業構想推進協議会
(山鹿市・(株)あつまるホールディングス・(株)あつまる山鹿シルク)
後援:農林水産省・経済産業省・熊本県・熊本大学・(株)肥後銀行・伊藤忠商事(株) 他
参加者数:累計125人

当日の講演内容・講演の様子
①挨拶:やまが新シルク蚕業構想推進協議会 会長 池田永実氏
②来賓挨拶:農研機構 生物機能利用研究部門研究部門長 門脇光一氏
③講演
スマート養蚕プロジェクトの紹介および進捗と展望 生物機能利用研究部門
新産業開拓研究領域 飯塚哲也氏
あつまるHDと熊本大学の取組み あつまるホールディングス 常務取締役 島田裕太氏
熊本大学 大学院先端科学研究部 助教 太田広人氏
愛媛シルク産業の伝統と革新 愛媛県 経済労働部 産業支援局長 関口訓央氏
リバースプロジェクトトレーディング 代表取締役社長 河合崇氏
フランス・イタリアに於けるシルク産業関連企業の活動概況 シルヴィー・テストマン氏
国による産業活性化支援の現状と各事業者のビジネス展開概況
チャンチャイ・シリカセムレット氏