社員インタビュー 04



その人の強みを引き出して、
チームで大きな成果を出していく
2000年新卒入社 


入社のきっかけ

当時NYにあったifsの支社に入社しました。大学生の時にバイオリンの演奏でカーネギーホールの舞台に立って以来、NYが大好きになりました。拍手喝采を受けて、街に受け入れてもらった感じがして。FITで学んだあと、ちょうどいいタイミングで正社員を募集していたので採用していただきました。
私が入社したその頃って、NYのブランドがどんどん日本に展開していた時代で、とにかく勢いがありました。入社して3日目に世界的に著名なファッションデザイナーにお会いしたりと、とにかく刺激的な毎日でした。

現在の担当業務

ブランドライセンスとインポート、マーケティングコンサルティングをメインで担当しています。
英国ブランドのキャサリン・ハムネットが、現在コンセプトが異なる4つのラインを展開しているのですが、それぞれの販売戦略をつくったり、実際に展開していく施策の実行を支援しています。インポートは、ZOZO VILLAで販売するブランドの買い付け支援を行っています。新しく展開すべきブランドの開拓や、ブランドとのコミュニケーションが主なお仕事です。LALACAやCOKON LABのマーケティングコンサルティングでは、より生活者の方に届けるために様々な施策を走らせたりしています。


仕事のやりがい

今までを振り返っても、たくさんの人とのご縁があったので今の自分があります。人それぞれ得意不得意があるから、お互いに引き出しあって能力が合わさって、総合的にまとまるために、経営層と現場の間にいる自分が、どうしたらみんながハッピーになれるかをすごく考えます。
今のやりがいは若手の子が成約が取れたり、英語が上達していたりするのを見るとき。私の下で働いている次の世代の人たちが、残されている仕事を引き継ぐだけではなく、自分たちがいいな、と思えるコラボレーション先を探していくために、自分もアンテナをちゃんと張っておかないと、という気持ちです。

成長を実感したとき

日本最大級の流通を扱うクライアントがプライベートブランドを創る際に、世界で活躍するトップクリエイターの方とのコラボレーションを提案しました。カール・ラガーフェルド氏、ジャン・ポール・ゴルチエ氏、高田賢三氏など錚々たる面々に、この企画を携えて提案しに行って。私たちの強みである生活者の視点で、より多くの人に届けられる、手に入りやすいデザインの価値をお伝えしました。この思いに共感してくださって、実際に企画が形になった時は、とても嬉しかったですね。
加えて、トップクリエイターの方々の在り方に触れられたのも、大きな学びでした。デザインのノウハウのレベルもクリエーションも一流なんですが、どの方も本当に謙虚で、周りへの配慮も細やかで…。世界のトップと直接お仕事ができたことで、自分の仕事への姿勢にもすごく影響を受けました。

仕事で大切にしていること

人を大切にすることでしょうか。その人と向き合って、強みを引き出してあげて、どうやったら成長できるかを常に考えています。自分が無理なことってどう頑張っても、元々好きとか得意な人には届かないことの方が多いと思っていて。平均を目指すよりも、他人より飛びぬけているところをさらに伸ばしてその強みを発揮し合うから、より大きな成果が出せると思うんです。強みの見つけ方?相手が、あることについての解像度が高かったり具体的に話せるときって、それこそが強みの源だと思っています。例えば、私のチームでも、海外経験がある人は、海外の方とも対等に話せるところを頼っているし、一人で何でもできちゃう人は、だからこそチームでもっとやっていこうよと会話したり。そんな風にチームのメンバーと関わることを、大切にしていきたいと思っています。


将来の夢

世界を旅して、現地を体験することです。行ったことがない国で知らない文化を学ぶことで、自分をアップデートし続けていたい。いつも同じ景色を見ているよりも、違う空気や文化に触れて発想を磨くことが、自分をアップデートするために私にとっては大切な時間なんです。現代では、ネットで検索すると情報ってたくさん出てくるし、YouTubeを観ていると行った気になれちゃいますよね。だけど現地に行くことで、ぼんやりと頭で思っていたことがビジュアルで観れて「やっぱりそうだよね」と思える体験ができるなと感じるんです。
先日もロンドンに行った時に、50年前から存在していた紅茶の市場がまた流行っていると聞いて。日本でも牛乳を瓶で運んでくれたりすると思うんですけど、ロンドンでは紅茶の訪問販売があるらしいんです。それが今、オフラインでできる体験として、現地のもの、つまり地産地消が見直されていて、オーガニック野菜やジュースを販売するところが増えているらしいです。インターネットが普及して、オンラインではグローバル化が進んでいるけれど、オフラインではどんどんローカルに戻っているのが面白いなと思いました。
自分の価値観をアップデートし続けるから、仕事もそうですしチームのメンバーにも還元できると思っているので、どんどん世界に出て、違う場所での体験を大事にしたいです。

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