9/25(木)第11回カンファレンス「2030年、そして40年への航路:よりよい未来を描くための視点」のお知らせ

「未来に向けたゆたかさを育む」ビジネス創発型会員コミュニティifs Sustainable Futures Lab(iSFL)では、iSFL会員企業の方々に向けて「第11回iSFLカンファレンス」を開催いたします。

持続可能な開発目標のゴールである2030年まで、残り5年を切りました。

今回のカンファレンスでは、タイトルを「2030年、そして40年への航路:よりよい未来を描くための視点」と銘打ち、もうすぐそこまで来ている2030年の更にその先を予測し、新しい価値創出のために会員さまができることは何かを考えるヒントとなる時間になりましたら幸いです。

ゲストにお招きするのは、一般社団法人 Deep Care Lab の田島瑞希さん。iSFL会員のみなさまが各々の持ち場で気候危機のその先に持続可能かつよりよい暮らしを描いていくための「想像/創造力」の持ち方について、体験的に学ぶプログラムを実施します。

最近では、10年先、20年先の商品や事業を考える際に、生成AIを使って未来予想をするという機会も増えているかと思います。単に未来を予測するだけでなく、小説や映像などのプロトタイピングを通じてそのイメージを臨場感豊かに感じられるようにするツールや手法も次々誕生しています。

しかし、どれだけ未来のイメージを豊かにしても、そのイメージを元に生み出される未来への課題やニーズへの接近・アプローチ方法は、現在を生きる私たち自身の現実の向き合い方の再現の域を出ないように感じます。
結局、未来の「想像/創造力」は情報を受け取る人間の力量にかかっているのです。

自分自身が未来や過去を生きる人の立場に立って何をどう感じるのか、自分の実感に結び付けることや、自分自身の他者への理解力の幅を広げることが、実現可能かつよりよい未来を「想像/創造」するために必要なのではないでしょうか。それは、AIが急速に浸透している今だからこそ、確かめておくべきことのようにも思います。

Deep Care Labの活動は、まさにそうした自分自身と他者を結び付ける「想像/創造力」へアプローチするもの。実際の活動とそのコアにある理念についてお話をうかがうことを通じて、またワークショップと会員さま同士の対話を通じて、お互いの実感の先に未来を想像する時間にできればと思います。

当日はレクチャーだけではなく、参加者同士で楽しく学べるワークショップも行います。
アーカイブもございますが、ぜひオンタイムでご参加いただきたいプログラムです。

皆様の奮ってのご参加をお待ちしております!


■開催概要(ライト会員様はオンラインでご参加可能です)
◉テーマ:「2030年、そして40年への航路:よりよい未来を描くための視点」

◉開催日時:2025年9月25日(木)13時00分 開場/13時30分開始 ・ 17時05分終了
※終了後、名刺交換会を17時30分まで予定しております

◉開催場所:伊藤忠ビル10階1005会議室

◉タイムテーブル:
13:00-13:30 開場
13:30-13:40 開会の挨拶・本日のプログラムのご案内
13:40-13:50 チェックイン・アイスブレイク
13:50-14:20 [PART1] ifs未来研究所研究員よりミニレクチャー(質疑応答10分含む)
14:20-14:35 休憩
14:35-16:05 [PART2] ゲストによるレクチャー&ワークショップ
16:05-16:20 休憩
16:20-17:00 [PART3] 振り返り&質疑応答(グループ対話20分含む)
17:00-17:05 閉会の挨拶・今後の活動案内など
17:05-17:30 名刺交換・アフタートーク会

◉プログラム概要:

PART1|[ミニレクチャー] 最新定量調査結果から紐解く2035年の暮らしの展望
2020年代も後半に突入する中、2030年からその先を見据える雰囲気が強まってきました。このパートでは、未来の生活者と暮らしに想像力を働かせる入り口として、今時点で「2035年に対して生活者がどのような展望を持っているのか」 について、9月に実施する調査の結果速報からお伝えいたします。

PART2|[レクチャー&ワークショップ] 過去と未来のいのちをつなげる想像力の持ち方
Deep Care Labは、風土に根ざした自然生態系、歴史や文化との関係性を編み直し、統合的なケアと想像力をはぐくむ環境づくりを手がけるリサーチ・スタジオ。これから先の未来の商品や事業を考える際の視点として、その活動のコアにある理念や、過去から未来へと紡がれていく、いのちの関わりに対する想像力のあり方や働かせ方について、レクチャーとワークショップを通してご共有いただきます。

◉学びポイント:
①    2030年のその先の暮らしの変化をイメージしよう
②    気候危機の時代におけるよき暮らしのあり方とは何かを改めて考えてみよう
③    未来の暮らしを持続可能かつより良くするための想像力の持ち方と活かし方を学ぼう

◉ゲストプロフィール(敬称略):
●田島 瑞希 (たじま・みづき)
Deep Care Lab所属。大学卒業後、コンサルティング企業にてデザイン思考や組織開発手法を活用した新規事業創出支援に従事。出産・独立後は行政×デザインに取り組みつつ、個人欲求を乗り越え、まち・環境・未来世代を見据えた利他・利共同体に向かう個人のあり方のシフトチェンジを模索。未知の探求、まなざしの変化、地平を拓くことに喜びを感じる。奈良県在住。

●一般社団法人Deep Care Lab
自然も先人も未来世代も互いにケアしあう社会へ向け、システムと文化の変容を促すリサーチスタジオ
歴史や未来といった時間軸、生きものや自然生態系、土着の文化の複雑なつながりへの想像力を触発し、見てこなかったものごとを見られるように。人類学、未来学、仏教、デザインをはじめとする横断的視点から、自治体や企業、アーティストや研究者との社会実験を通じて、想像力とケアを可能にするサービス/商品開発、コンセプト策定、拠点開発、組織変革や地域活動の創出などを行います。
URL: https://deepcarelab.org/


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