今回は、世田谷区の産業活性化拠点創出への取り組みである旧池尻中学校跡地活用プロジェクトから誕生した複合施設「HOME/WORK VILLAGE」にお伺いすることになりました。
こちらは単なる施設運営にとどまらず、地域産業のイノベーションを促進し、区内外の事業者やクリエイターが集う新たな拠点としての役割を果たされています。また、ビジネス拠点としてだけでなく、地域の生活と産業が緩やかにつながる新しいモデルを提示し、持続可能なコミュニティを形成されています。
今回のフィールドワークにて、施設の開発経緯や意義・考え方、地域との関係性、支援型開発、地域連携型事業創出に必要な視点や関係性のつくり方など、複合施設全体で表現されている「働く」「遊ぶ」「学ぶ」を現場で体感していただき、地域社会と連携しながら成長していくコミュニティについて、学びを深めていただければと思っております。
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■開催概要
●テーマ: 次世代からの宿題をみんなで解決する旧池尻中学校跡地活用プロジェクト
●開催日時:2025年8月27日(月) 13時開場 / 13時半開始・17時00分終了
※終了後、名刺交換会を17時30分まで予定しております
●開催場所 :HOME/WORK VILLAGE 東京都世田谷区池尻2-4-5
https://homeworkvillage.com/#access
●タイムテーブル
・13:00-13:30 開場
・13:30-13:40 開会の挨拶と本日のプログラムのご案内
・13:40-13:50 チェックイン&アイスブレイク
・13:50-14:40 [レクチャー] HOME/WORK VILLAGEについて(質疑応答含む)
・14:40-15:40 施設内見学(移動準備前後各5分含む)
・15:40-15:50 休憩
・15:50-16:30 [振り返り] ここまでの内容についてグループで対話(振り返りシート記入10分含む)
・16:30-16:50 [共有とQ&A] 対話の内容の共有とここまでの内容への質疑応答
・16:50-17:00 閉会の挨拶・今後の活動案内など
・17:00-17:30 名刺交換・片付け
●学びのポイント
・旧池尻中学校跡地を有効活用した複合施設のつくり方を学ぼう
・世田谷という街全体を活性化する「支援型開発」を体感的に学ぼう
・「お店」が生み出す体験や価値の重要性を学ぼう
・「暮らす」と「働く」を融合させた地域密着型ビジネス支援「HOME/WORK BOOSTER」を知ろう
・地域社会と連携しながら成長している現場の雰囲気に触れて、素敵な未来への気持ちを高めよう
●ゲストプロフィール
小野裕之(おの・ひろゆき)
1984年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒。ベンチャー企業を経て2012年、ソーシャルデザインをテーマにしたウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズを共同創業。そのネットワークをいかし、16年に東京の伝統工芸の技術をいかしたジュエリーブランド「SIRI SIRI」、17年に秋田の米店や農家と組んだ「おむすびスタンド ANDON」、20年に発酵食品の専門店「発酵デパートメント」をそれぞれのパートナーとともに創業。20年春には、マスターリース運営会社として株式会社散歩社を創業し、現代版商店街「BONUS TRACK」を下北線路街にて開業。同施設でグッドデザイン賞ベスト100(21年)。25年4月、世田谷区にある旧池尻中学校(旧世田谷ものづくり学校)を創業支援型複合施設「HOME/WORK VILLAGE」としてリニューアル。
●HOME/WORK VILLAGE とは
世田谷区の産業活性化拠点創出への取り組みである旧池尻中学校跡地活用プロジェクトから誕生した本施設は、2004年に廃校となった池尻中学校の校舎、体育館、校庭を活用し、商業施設、教育・文化施設、オフィスなどの機能が集積した「働く」「遊ぶ」「学ぶ」人々の暮らしが緩やかにつながる複合施設です。2025年4月16日に校舎棟の1階を除いたエリアがオープン。7月24日に全てのエリアが開業し、グランドオープンを迎えます。
URL:https://homeworkvillage.com/