2023年のifs Sustainable Futures Lab(iSFL)活動まとめ

2023年7月に発足した法人向け会員コミュニティサービス「ifs Sustainable Futures Lab」。
現在は約50社のみなさまにご加入いただいており、さまざまなコンテンツを通して学びや交流を提供しています。

半年ほどの活動の中で、イベント2回、カンファレンス3回、ジャーナル2回をお届けしてまいりました。
また、一方的にお伝えするだけではなく、会員の皆さまやゲストの方々、訪問させていただいた先々の皆さまとの対話から新たな知見や発見を得たり、コミュニティとしての一体感もますます醸成されています。

ここでは、会員の皆さんと一緒に経験してきた、盛りだくさんの内容を改めて振り返り、ご紹介します。

iSFLイベント

1年に4回(約3か月に1度)開催している、スタンダード会員向けのオフラインイベント。

「大人の社会科見学」を裏テーマに、普段目にしたり足を運ぶ機会の少ない場所に直接出向き、
見て聞いて触れて、さまざまな学びのヒントを実地体験します。

2023年7月28日第1回「サステナブルキャンプ大解剖@FOLKWOOD VILLAGE
“おいしいキャンプ“を支えるサステナブルな秘密に迫る!」

 

山梨県北杜市にある人気のキャンプ施設、「FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳」。
自然や地域と調和したキャンプづくりの秘密を、実際にお伺いして体験しました。

「サステナブル」はあえてアピールポイントにせず、さまざまなきっかけを作ることで
「気づく人は気づく」仕組みを作っていたことが印象的です。

《学びポイント》
①木と水を守り、環境を傷つけない工夫が快適性もつくる
②地域を巻き込み、ハブになるヒント「ホスピタリティ力」
③あえて”サステナブル”をアピールしないマーケティング

当日の様子はこちらより


また、外部のライターによる潜入レポート記事もございます。

完全非公開のiSFLイベントに潜入レポート!
「サステナブルキャンプ大解剖@FOLKWOOD VILLAGE 
“おいしいキャンプ“を支えるサステナブルな秘密に迫る!」


ぜひご覧ください。

2023年11月17日 第2回
「食器をめぐる”素敵”なサーキュラーエコノミーの作り方」



バリューチェーン全体において、サーキュラーエコノミー(循環経済)の原則に沿った取り組みを進めている、
明治時代から続く陶磁器メーカーのニッコー株式会社さんにご協力いただき、第2回イベントを行いました。

自社の強みを生かした取り組み方や、他企業・団体との連携、
実際に食器を砕いた肥料で育った食材をお皿の上でいただくことにより、立体的に学び、体感する場となりました。

《学びポイント》
①まずは外部との勉強会やワークショップを会社全体で(特に最初から決裁者を巻き込むこと)
②自社の強みを生かした、「必然性」のある取り組みが大切
③サーキュラーエコノミーの視点で考え始めるとすべての事業がつながる


iSFLカンファレンス

1年に4回(約3か月に1度)行っている、座学形式の勉強会がiSFLカンファレンスです。
スタンダード会員の方には懇親会つきのオフライン参加、ライト会員の方はZoomを通したオンライン参加が可能です。

ifsのナレッジをお届けするパートや、さまざまな専門分野をもつゲストの方とのパネルディスカッション、
会員様どうしで交流しながら議論する意見交換など、豊富なコンテンツを用意しています。

各回の様子はアーカイブとして会員サイトからも確認できるため、
後からご入会いただいた方もご覧いただけます。

2023年8月24日 第1回
「次世代の価値観とサステナビリティ&インクルージョン」

 

これからの世の中を考えていく上で欠かせないのが、次世代の視点や価値観。

ifs未来研究所からifsオリジナル世代区分の最新分析結果であるSelf-D世代のレクチャーを行うとともに、
慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスの塚原沙智子先生と塚原ゼミの学生さんをお招きしトークセッションを行いました。

《学びポイント》
①今の大学生世代をひも解くキーワード「自己規律、多様性、自己防衛」
②サステナビリティやインクルージョンは「安心できる心地よい状態をつくり維持するための一要素」
③「環境破壊」の恐ろしい面より、ポジティブな訴求やアイディアの面白さをアピールするのが大事

カンファレンスの様子をお伝えするレポートもぜひ併せてご覧ください。

第1回 iSFL カンファレンス「次世代の価値観とサステナビリティ&インクルージョン」開催レポート

2023年10月20日 第2回
「冷凍食品にみるこれからのサステナブルなくらしとビジネス」



「おいしくてサステナブルな生活を」をテーマに発足したフローズンエコノミー協会に
加盟・活動している事業者3社様をゲストに招きトークセッションを行いました。

弊社からも「食とサステナビリティをめぐる課題」をテーマに3つのショートレクチャーをお届けしました。

《学びポイント》
①サステナビリティはマーケティング戦略ではなく、企業の生存戦略
②会社の描くビジョンを体現できるミドルマネージャーの存在が大事
③「自らの事業成長こそが、社会課題の解決手段」といえるビジネスづくりを

2023年12月18日 第3回
「2024年以降の展望とサステナブルな未来のつくり方」



2023年の締めくくりとなるカンファレンスでは、
2024年以降の中長期的な変化の方向性を展望するとともに、
ゲストにNOSIGNER代表・太刀川英輔さんをお招きし、
サステナブルな未来づくりのための視点やアイディアについて学びました。

終了後はオフライン参加の皆さま向けにITOCHU SDGS STUDIO内「星のキッチン」で懇親会を行いました。

ジャーナル

1年に6回、隔月の終わりごろにPDF形式で発行しているiSFLジャーナル。

毎回ひとつテーマを決め、関連したサステナブルな情報をお伝えするべく
ifs未来研究所を中心にした社内のナレッジや、有識者へのインタビューなどを掲載しています。

vol.1 「食から捉えるサステナビリティ」

 



vol.2「社会と暮らしの変化の兆しから2024年以降の未来を探る」






2024年以降も多様なコンテンツをお届けしてまいります。
ぜひお楽しみにしていただけると幸いです。

また、これからご入会いただく会員様も随時募集しています。
iSFLに関する資料やお問い合わせはこちらのページからご覧ください。

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